家づくりカレッジ
はじめての家づくり
2024年02月21日
浜松で「平屋」を建てよう!知っておきたいポイントを紹介
近年人気の高まる平屋。「平屋を建てたい」とお考えの方に、知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
CONTENTS
1. はじめに
2. ➀浜松で平屋を建てるのに必要な土地の大きさは?
3. ➁平屋の大きさはどのくらいが最適?
4. ③平屋でおすすめの間取りは?
5. ④平屋の価格面は?
6. ➄平屋のメリット・デメリットは?
7. 平屋を検討している方は、是非ご相談ください
1.
はじめに
近年人気が高まる「平屋」。1世帯あたりの人数が減りコンパクトな住宅を求める方、老後の生活を視野に入れて平屋を検討する方など、今後より需要が高まりそうです。
Home HAMAMATSUにも多くの方から「平屋を建てたい」とのご相談があり、いくつかのご質問をいただきます。はじめての家づくりだからこそ知っておきたい、平屋についてまとめてみました。
2.
➀浜松で平屋を建てるのに必要な土地の大きさは?
同じ部屋数の家を建てるとした場合、縦方向に部屋を重ねる2階建てに比べ平屋は横方向に並べるため、その分だけ当然広い敷地が必要になります。
しかし広い敷地だからと言って、敷地いっぱいに建物を建てられるわけではないので要注意。 土地はエリアごとに、敷地面積に対して建てられる建物面積の割合「建ぺい率」が決まっています。例えば「建ぺい率40%」の土地なら、敷地に対して40%の広さの建物しか建てられません。
エリアや土地の条件によって建ぺい率は異なり、用途地域ごとに30~80%程度と幅があるため、事前に建ぺい率を確認しどのくらいの大きさの家が建築できるかを確認しておく必要があります。
3.
➁平屋の大きさはどのくらいが最適?
ひとくちに平屋と言っても、家族が快適に暮らせる家の大きさは家族構成によって異なります。一般的な例で言うと、2人家族では22〜24坪、3人家族では25〜30坪、4人家族では30〜35坪程度の広さが平均的です。
坪数で言われてもイメージができないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は部屋数で考えるとイメージがしやすいのではないでしょうか?
4人家族で理想的な間取りは3LDK以上と言われています。家族が集まるLDK+子供部屋2室もしくは客間+夫婦の寝室といったイメージです。30坪以上確保できれば、3LDKの間取りも叶えやすく、収納スペースや土間を設けるなど間取りの幅も広がります。
4.
③平屋でおすすめの間取りは?
平屋は一般的に横に広がる間取りのため、北側の部屋や真ん中の部屋の日当たりが悪くなりがちです。玄関や水まわり、寝室など、あまり日当たりを必要としない部屋を北側に配置するなどしてLDKに日当たりを確保しましょう。
2階建て住宅に囲まれたりした場合も、日当たりを確保するため「天窓」や「中庭」を設けるのもひとつの手段です。中庭は光や風の通り道を確保して明るく快適な暮らしを手に入れることができるのに加え、外からの視線を遮るプライベートスペースにもなるため、洗濯物を干したりBBQを楽しんだりと、家族で過ごすにもぴったりの空間です。
5.
④平屋の価格面は?
ズバリ、2階建てに比べ平屋の方が、工事にかかる坪単価が1割~2割ほど高い傾向です。坪単価とは、1坪あたりにかかる建築費のことで、同じ床面積の平屋と2階建てで比べると、工事の中でも特にコストがかかる基礎部分や屋根の面積が平屋の方が広くなるため、坪単価が上がってしまうのです。コンパクトでシンプルな間取りにすることでコストを抑える方法も検討しましょう。
一方で平屋は、階段や廊下が不要だったり、2階に水道を引いたりトイレの設置が不要な分費用を抑えられます。また2階建て施工の際に必要な足場を組む必要がなく、総工費で考えた時に2階建てより安くなることもあるので、建築会社と事前にしっかりと打ち合わせを行いましょう。
6.
➄平屋のメリット・デメリットは?
平屋のメリットは、2階建て住宅と比べ家族が顔を合わせる機会が多くなりコミュニケーションが生まれやすくなります。また、上層部の重みが加わらないため耐震性が高く、地震や強風により災害のリスクを軽減できるのも安心ポイント。そして、段差のないバリアフリーにすることで、子供はもちろん、老後を迎えた時にうっかりつまずいてケガをするといったリスクが減り、将来的に長く安心して住むことができる設計と言えます。
デメリットとしては、広い敷地が必要であること、日当たりの確保、工事にかかる坪単価が高くなりやすいことは前記でお伝えしたとおりです。またメリットとして家族のコミュニケーションが取りやすいことを挙げましたが、これは逆に、お互いのプライベートを確保するのが難しいというデメリットにもなります。限られた敷地の中でプライベート空間を確保するためには、ロフトを作ったり、リビングを間仕切りで仕切るなどの工夫も必要です。
7.
平屋を検討している方は、是非ご相談ください
私たちHome HAMAMATSUの母体は(株)鈴三材木店。材木店として、家づくりに欠かせない木材を取り扱い、地元工務店さんをはじめとした建築会社さんと長年お付き合いをしています。
この経験を活かし、家づくりを検討中のお客様と地域の工務店さんをつなげるお手伝いをしています。
平屋を検討されている方、是非ご相談ください。
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