理想の家づくりを叶える工務店vol.5|お施主さんを物語の主人公にする、オンリーワンの家づくり/つくし工房(浜松市中央区)

工務店紹介

理想の家づくりを叶える工務店vol.5|お施主さんを物語の主人公にする、オンリーワンの家づくり/つくし工房(浜松市中央区)

これから家づくりを検討する方へ向けて、工務店の魅力を紹介する連載企画です。第5回目は、つくし工房さんです。

理想の家づくりを叶える工務店vol.5|お施主さんを物語の主人公にする、オンリーワンの家づくり/つくし工房(浜松市中央区)

CONTENTS

1.

個性豊かなデザインは唯一無二

塗り壁の外壁に、玄関ポーチの壁をかたどる曲線。街角に建つ家々を見ていくと、「あ、これはつくし工房さんの家だな」とすぐにわかります。特徴的でいて、ふたつとして同じ家はない、個性豊かなお家づくりをする「つくし工房」さん。今回はその家づくりの想いやこだわりについて詳しく教えてもらうべく、磐田市にあるモデルハウスへ伺いました。

 

迎えてくれたのは、スタッフの阿部和崇さんと金原光代さんです。

 

 

つくし工房

つくし工房さんのアイコンである塗り壁を前に。仲の良いお二人は、まるで友達のよう

 

つくし工房さんの設立は2003年。当時はまだ事例の少なかった、塗り壁による自由度の高い家づくりを、できるだけ価格を抑えることでお施主さんの夢を形にしていきたいと、社長の藤井俊之さんが立ち上げた工務店です。

 

地中海沿岸に佇む古城をイメージした入野展示場。おとぎ話に出てくるようなファンタジー感あふれる家

 

2003年の設立時から、プロヴァンス風の外観や、曲線を活かしたかわいいさ、映画セットのような空間づくりを得意としてきました。

 

つくし工房

玄関ポーチの壁にキャラクターをかたどるデザインに遊び心を感じる

 

つくし工房

ディズニーの世界観をテーマにした家のキッチンは、圧倒的な物語性のある造形

 

住み手がまるで物語の主人公のような、ファンタジーの世界を生活空間に落とし込む作風。そこに工務店としてのオリジナリティを際立たせているのがつくし工房さんなのです。

 

 

2.

一人のお客からつくり手側に

社内で家づくりクリエイターとして営業から製作までを担当する阿部さん。もともとは、つくし工房さんで家を建てたお施主さんの一人でした。

 

「子どもの小学校入学に先立って自宅を建てたいと思って、住宅展示場を訪れました。しかし、住宅会社の営業マンがしつこく感じ、また提示される金額も高くて疲れ果てていたんです。そんなとき、近所に『つくし工房』の看板を立てた現場を見かけて。『つくし工房』という店ができるのかなと思って調べたら、住宅会社だと知りました。奥さんがかわいい感じの家を希望していたので、ぴったりだなと思って連絡したのが出会いの始まりでした」。

 

元施主であり、現在はつくし工房のクリエイターとして働く阿部さん

 

さっそくつくし工房さんで打ち合わせをしたところ、ほかの住宅会社と大きな違いを感じたと言います。

 

「打ち合わせでは、家の話よりずっと趣味のことを話していたんです。むしろそれしかなかったと言ってもいいくらいに(笑)。別の住宅会社では予算の話をされてばかりいたのに、つくしさんは僕に何が好きなの? とたくさん聞いてくれました。今思えば、ライフスタイルを知り、“好き”を引き出すことから始めてくれていたんですね」。

 

「実際家づくりが進んでいくと、最初から最後まで社長や同じスタッフさんが担当してくれました。工事が始まっても監督を含め現場にもよく足を運んでくれて。こちらのイメージを共有できていた人が、最後まで責任を持ってくれるから形になる。その二人三脚で進める家づくりや、スタッフさんのアットホームな雰囲気にも安心感を抱きました」。

 

阿部さんは金属加工の職人であるため、自分の家を建てるときは自分もアイアンワークでつくりたいと思っていたそう。その夢も、すんなり叶っていきました。

 

「自分でもつくりたいと言ったら、社長がいいね、やりましょうって(笑)。ここだったら、自分のイメージをカタチにしてくれそうだなと惹かれましたね。お施主さんのやりたいことを優先してくれるところも自分に合っていたのだと思います」。

 

つくし工房

阿部さんの自邸。階段の手すり、テーブル・椅子、本棚のアイアンワークの造形はすべて阿部さんが手掛けた

 

つくし工房

阿部さんの手仕事が行き届いた階段空間

 

「売る」より「創る」その姿勢、そして施主側の希望を叶えてくれる懐の深さに共感した阿部さんは、2014年につくし工房に入社。今度はお施主さんの夢を形にする側となりました。「創る」を極める職人・阿部さんの参画によって、つくし工房さんのこだわりの家づくりがますます発展していったことは、言うまでもありません。

 

 

3.

本物を知っているからこそつくれるスタイル

阿部さんが手掛けた施工例で特に印象的な家は? と聞くと、「サンタフェの家」と即答。どんなお家か写真を見せてもらうと、日本にあるとは思えない独創的な家でした。

 

つくし工房

サンタフェスタイルの家。外壁やドアの色は、現地に色見本を持って行き決めた

 

「つくし工房はプロヴァンスやカルフォルニアなど、~風~スタイルの家を建てていますが、本物を知っていなければ形にできません。この家はネイティブアメリカンの銀細工をつくる趣味を持つお施主さんでした。昔からサンタフェに行くのが夢で、家を建てるなら現地の住宅のような家に住みたいと話していたんです。それならばいっしょに見に行きましょうかと。社長もいいじゃん行けば? と言ってくれて(笑)。お施主さんとアメリカまで本物を見に行ったという思い出深い家なんです」。

 

つくし工房

サンタフェで触れたネイティブアメリカンの伝統模様を模したアイアンワークや、壁から突き出した丸太が臨場感を増している

 

写真を見ただけでも、細部にわたって再現性の高い空間づくりがなされていることが伝わってきます。職人でもあり、お施主さんの立場を経験した阿部さんだからこそ、一軒一軒の完成度が必然的に高くなるのでしょう。阿部さんの真摯な姿勢を信頼して、お施主さんは阿部さんになんでも相談してくれるようになるのだとか。

 

「自分も家づくりを存分に楽しんだ分、お施主さんにも楽しんでもらいたい」。そんな想いを持って阿部さんは日々お施主さんの夢の実現をサポートしています。

 

 

4.

1軒に時間をかける大切さ

しかし、ここまで1軒1軒に力を入れていると、時間もお金もかかるのでは? こちらの不安を「お金じゃないですよ!」と吹き飛ばすように答えてくれたのも阿部さんでした。

 

「こんなこと言ったら驚かれてしまうと思いますが、僕たちからしたら、年間施工棟数を減らしたいくらいなんです(笑)。1軒1軒にかける時間を増やしたい。もっとパワーを注ぎたい。お施主さんにも、たくさん時間をかけてほしいですね。一生住まわれる家だからこそ、時間をかけて、悩んで、迷って、結果いちばんいいカタチのお家ができればそれに越したことはないです」。

 

「家づくりは楽しむことが大事」と話す、阿部さんと金原さん

 

会社の利益よりお客さんの納得を優先するその言葉を証明するかのように、つくし工房さんでは仮契約をとらないのだと言う。仮契約してからでないと間取りやプランを具体的に提案しない工務店もある中で、つくし工房さんではあえて効率的な手段を採用していない。それはお施主さんの意見を何より大事にするつくし工房らしさ、と話すのは金原さん。

 

「お施主さんが納得いくまで、私たちスタッフが間取りやプランを何度も描きなおします。それが、こだわりを追求していくうえでのつくし工房の姿勢だと思っています」。

 

お施主さんと同じ目線に立って、二人三脚で進めていく家づくりは、安心感が増し、打ち合わせを重ねるごとにどんどん盛り上がっていくはず。実際、その雰囲気は現場にも伝わっているのだとか。

 

「職人さんからも、現場で私たちが打ち合わせしていると雰囲気がいいと言われますね。素敵なお施主さんが多いねって」。

 

最後に、つくし工房さんで家づくりを楽しむポイントは何か聞いてみました。

 

「やりたいことは遠慮せずなんでも言ってもらうことですね。希望を言えば高くなるんじゃないかと心配される方もいますが、もちろんコスト面からのアドバイスもするので安心してほしいです」と金原さん。

 

つくし工房さんは、お施主さんがしたいこと、形にしたいこと、その意向をくんでくれる。そして、お施主さん以上にコミットしてくれる工務店です。こういう家がつくりたい! と確固たるイメージを描いている方、どの会社なら自分のイメージを形にしてくれるんだろう? とお悩みの方には、つくし工房さんがぴったり。ぜひ、つくし工房さんへ相談されてみませんか?

 

 

5.

【担当者からのコメント】阿部和崇さん

2人の女の子を育てる現役のパパでもある阿部さん。自他ともに認めるほどに女子力が高い(!!)ことがチャームポイントです。「つくし工房を工務店ではなく、自分の家だと思ってきてほしい。身内や友達に相談するかのように頼ってほしいです」。つくし工房さんと家づくりをするときは、全力であなたの世界観を形にする、心強いパートナーとして阿部さんが担当になってくれますよ!

 

つくし工房阿部さん

 

つくし工房さんに関する詳しい情報はこちらから
登録会社ページ:https://www.enshu-home.com/partner_detail/?posttype=order&id=1408

 

<過去の記事>

第1回 アールスタジオさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15124/

第2回 マブチ工業さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15394/

第3回 アイジースタイルハウスさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15461/

第4回 ほっと住まいるさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15618/

 

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